韓国で大人気の市販薬イブ頭痛薬(EVE)シリーズが、2025年4月より韓国への持ち込みが全面禁止となったことをご存じですか?
観光や買い物で日本を訪れる韓国人旅行者にとって、非常に重要なニュースです。

目 次
イブ頭痛薬なぜ禁止になったの?
韓国の関税庁によると、イブシリーズに含まれる「アリルイソプロピルアセチル尿素」という成分が、
韓国では向精神薬に分類されており、麻薬類管理法の対象となるためです。
この成分が入った薬を許可なく韓国に持ち込むと、処罰の対象となってしまいます。
持ち込み禁止対象の主な製品

以下のイブ製品が対象とされています:
- イブクイック頭痛薬
- イブクイック頭痛薬DX
- イブA錠
- イブA錠EX
- イブスリーショットプレミアム など
※製品により成分が異なる場合がありますので、必ずパッケージの成分表示を確認してください。
空港の税関での検査が強化中

最近、日本から韓国に帰国する旅行者の中で、空港の税関でイブ製品が押収された事例が増えています。
特に大量購入したり、免税品と一緒に携帯していると、調査や事情聴取の対象になる可能性もあるとのことです。
旅行者が気をつけるべきポイント
日本で薬を買うときは必ず成分表示を確認する
「アリルイソプロピルアセチル尿素」が含まれていないかをチェック
不安な場合は、店員に相談するか翻訳アプリで確認
友人や家族に頼まれても代理購入・代理持ち込みはNG!
纏め
日本のドラッグストア巡りは、韓国人旅行者にも人気ですが、
ほんの一粒の薬が思わぬトラブルを招く可能性があります。
今後は「イブ」シリーズをお土産にすることは避け、
安全で楽しい旅にしましょう!